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2018年09月11日

【泰子リポート 2018年9月11日】

 今年の夏は早くから暑い日が続き、埼玉県熊谷市内では、観測史上過去最高の41.1度を記録。お盆を過ぎて、ゆっくり休める気温になり、少し安堵していましたが、台風21号により関西・西日本の広い地域に被害が生じ、関西国際空港はじめとした交通インフラ、生活インフラにも大きな爪痕が残っています。さらに北海道胆振東部地震により道内全域で停電が発生。関西電力関内、北海道電力関内とも、全面復旧にはなお時間を要しそうです。
 災害はいつ起こるか、わかりませんが、いざという時のための備えに取り組むことは出来ます。
 改めて、防災袋や家具の転倒防止、家族等と緊急連絡方法など、ご自宅や職場の点検をお勧めし、お願いしたいと思います。

◆北海道東部地震 野党合同対策会議を開催

 9月6日午前3時7分、北海道胆振(いぶり)東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、北海道厚真(あつま)町では震度7を観測。被災された皆さまにお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 一時、道内全295万戸の停電が生じました。約294万戸への電力供給が再開(10日現在)されるも、未だに不安定な供給のため節電対策が必要な状態です。
 また水道管・浄水場破損も深刻で、45市町村において最大3万戸を超えて断水し、現在も8400戸で断水が継続。この状況を受け、野党合同での対策会議を開催。各党個別開催による対応部署の説明負担にも配慮しつつ、被災地選出議員はじめとして現場の要望を直接省庁に伝えて、少しでも早い復旧復興に繋がるよう努めています。今後とも、全力で支援してまいります。

◆日本の橋梁技術がホンジュラスの物流を支えている

 8月、中南米のホンジュラスを衆議院国土交通委員会理事として訪問。
 2009年、同国北部を襲ったマグニチュード7.1の大地震がありました。日本のODAで造られたデモクラシ橋を地元の市長、議員と視察(この様子は、地元ネット放送で配信されました)。橋の隣には1969年にフランス政府が建設した橋がありますが、地震の際、一部崩落したまま放置されています。日本の土木技術やODAが、開発途上国の経済開発や福祉の向上、地域の安定に寄与している事例であり誇りに思います。
 ホンジュラス国内は外務省が公表している海外安全情報において「レベル1:十分注意してください」、および「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」とされるなど、治安上の不安もある中、警察による警護が滞在中常に配されていました。
 イタリアでの橋の崩落、ラオスでの建設中ダムの崩壊など、海外で起きる事故も他人事ではありません。日本の公共インフラの多くも、高度経済成長期に造られて、数十年を経過し、老朽化も進んでおり、対策が必要になっています。
 地味ではありますが、老朽化インフラの整備促進にこれからも取り組み、地震に強い、災害に強い日本をつくってまいります。

◆一人ひとりの個性と存在を大切にする国づくりを

 神奈川県相模原市内の障がい者施設「津久井やまゆり園」において、入所者19名が殺害され、26人が重軽傷を負う、痛ましい事件が生じてから、7月26日、二年が経過した。逃れられない恐怖の中、お亡くなりになられた方々のご冥福を、改めてお祈り申し上げます。
 過日、共生社会を目指して先頭に立つべき立場を付託されているはずの国会議員であり、政権与党・自由民主党に所属する杉田水脈衆議院議員は、LGBT当事者について「子供をつくらない、つまり生産性がない」と意見表明され、税金を用いることへの疑問を呈された。個人の内心の自由は保証されるべきものではあるものの、表明された内容は、時代に逆行するものであり、強く非難されるべきものです。この内容にはLGBT関係団体だけでなく、障がい者や難病の当事者や支援者の団体からも謝罪要求が発表されました。
 残念ながら、杉田議員本人からの謝罪は未だ行われず、他の自民党議員からの無理解な発言や容認も続きました。
 生産性で人間の価値は決められるものではなく、ひとり一人、生きていることに大きな意味があります。
 だれもが互いの存在を尊重し、お互いの個性を認めあい、また必要に応じて支え合える豊かな社会実現のため、今後とも、様々な当事者の皆様からの声を受け止め、積極的に取り組んでまいります。
 住みやすい日本をつくる。安心して暮らせる共生社会を目指し、これからも頑張ります!
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