新着記事

  1. ジョン・ニアリー駐日アイルランド大使夫妻送別レセプション
  2. 生活の党・結の党・日本維新の会合同、山梨自然エネルギー視察
  3. 民主、生活両党の幹事長、国会対策委員長、政策調査会長会談
  4. 水循環基本法の説明と政策意見交換の会
  5. 川越百万灯夏まつりの浴衣まつり
  6. 第3回世界・日本肝炎デーフォーラム
  7. 第29回埼玉県原爆死没者慰霊式
  8. 第33回川越百万灯夏まつり開会式
  9. トワーム小江戸病院さんの夏まつりにお招きいただきました
  10. 「月刊日本」にインタビュー記事掲載

過去の記事

2014年07月31日

ジョン・ニアリー駐日アイルランド大使夫妻送別レセプション

 日本・アイルランド友好議員連盟の設立時からお世話になってきたジョン・ニアリー駐日アイルランド大使が日本を離れられることとなり、ご夫妻の送別レセプションが開催されました。
 当日、急きょ山本有二議連会長の代わりに、大使ご夫妻への御礼の意を込めた乾杯の発声をご指名いただきました。
 次の赴任地・オランダ大使としてのご活躍と、日本とアイルランドの友好が一層深まることを願い議連事務局長としてギネスビールで杯を上げました!

大使ご夫妻と
感謝を込めて
ギネスビールを手に

生活の党・結の党・日本維新の会合同、山梨自然エネルギー視察

 生活の党・結の党・日本維新の会による合同視察として山梨県内の自然エネルギー関連施設を訪問しました。今回は小野次郎先に視察先の手配をしていただき充実した視察となりました。

【北杜サイト太陽光発電所】
 旧NEDO北杜サイトという先端的な研究施設としてスタート。現在は北杜市に移管され、世界各国メーカーのソーラーパネルが並び、各種データを取っている、世界的にも珍しい太陽光発電所。
 日照時間が国内で最も長い地域の特性を活かしています。

【北杜市村山六ヶ村小水力発電所】
 市と民間共同で運営が始まった小水力発電所。農水省の渓流百選に数えられるところ。太陽光発電所は炎天下でしたが、少し離れた木陰は水流音も爽やかで、自然の恵みを活かせる地域の将来の可能性を感じました。

【そば処いずみ】
 地元のそば栽培復興からはじめた女性たちの地域活性化の思いが詰まったおいしいお蕎麦を頂きました。“小宮山姓”の方が沢山いらして嬉しかったです!

【萩原ボーリング:地中熱利用システム】
 昨年の岩手県自然エネルギー視察でも、注目していた地中熱利用システム。東京スカイツリー等でも実用化されています。
 すでに環境省からの補助金制度がありますが、今後の普及が課題です。

【山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター】
 世界最先端の燃料電池ナノ材の研究センター。
 各メーカー出身者や研究者が技術立国日本を支えていることにに、感銘を受けました。

参加者揃って
各社の太陽光パネルが設置されています
山梨大学の研究所にて

2014年07月30日

民主、生活両党の幹事長、国会対策委員長、政策調査会長会談

 民主、生活両党の幹事長、国会対策委員長、政策調査会長会談が30日午後、国会内で開催され、生活の党からは鈴木克昌幹事長、小宮山泰子国対委員長、村上史好政調会長代理が出席しました。
 今後、国会内での野党共闘を念頭に政策面で共通項を模索していくこと、あわせて統一地方選挙に向けて協力体制をとることで、共倒れがないように調整していくことを確認しました。

国会内での懇談

水循環基本法の説明と政策意見交換の会

 水制度改革推進議員連盟主催の「水循環基本法の説明と政策意見交換の会」に出席し議連共同代表の一人として挨拶させていただきました。
 今後とも、水循環基本法のフォローアップに努めてまいります。

議連共同代表の一人として
満員となった会場

2014年07月27日

川越百万灯夏まつりの浴衣まつり

 川越百万灯夏まつりで第1回浴衣まつりが開催されました。
 終了後にグランプリ等受賞者・入賞者の皆さん、相変わらず明るい司会進行の阿里耶さん、浴衣男子の皆さんに囲まれて記念写真!
 日本の夏、浴衣は素敵ですね!!

受賞者の皆さんと
司会の阿里耶さんと
浴衣男子に囲まれて

第3回世界・日本肝炎デーフォーラム

 日本肝臓病患者団体協議会主催の第3回世界・日本肝炎デーフォーラムにて、生活の党を代表してご挨拶させて頂きました。
 5月20日に開催された請願署名提出のための院内集会は衆議院議院運営委員会理事会の議論が長引き、伺えず残念でしたが、平成21年12月に施行された肝炎対策基本法以降、肝炎ウイルス検診・肝疾患診療体制の整備が進められています。
 フォーラムで榎本信幸先生(日本肝臓学会理事、山梨大学医学部教授)からC型肝炎ウイルスの画期的な治療薬が世界に先駆けて本年度中にも日本で使用が出来るようになる見込みなど、希望の持てるお話がありましたが、まずは「肝炎検査」により、早期発見、早期治療に繋がる事を、より多くの方に知っていただく事が重要であると痛感しました。
 国の諸政策は医療助成などの面で拡充してきましたが、高齢化・重篤化した「肝硬変・肝がん患者」の治療への支援策も課題となります。
 日本には肝炎を発症していない方を含めると150万~200万人のキャリア(持続感染者)がいると推測されています。
 多くの日本人の健康を守るため、施策の一層の充実と啓蒙対策にも取り組んでまいります。

【参考】
厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業ホームページ
http://kan-en.org/


フォーラム会場にて
党代表としてご挨拶

第29回埼玉県原爆死没者慰霊式

 被爆から69年が経ちましたが、埼玉県には、今も約2000人の被爆者健康手帳をお持ちの方がお住まいになっています。
 今も尚、後遺症に苦しまれている被爆者の方々にお見舞いを申し上げると共に、原子爆弾の犠牲となられた御霊に哀悼の意を表します。
 毎年、炎天下の中での慰霊式ですが、戦禍の中で苦しまれたこと、実際の戦争を知らない私たちに教えていただいているように感じます。県議時代から存じ上げている佐藤県議会議員の、挨拶の「原子力と人類の共存は出来ない」との下りを聞きながら、人間は完璧でないこと、歴史を振り返り過ちを犯すことを知る謙虚さが、必要なのだとの思いを募らせて、献花に向かわせていただきました。

埼玉県原爆死没者慰霊式会場
平和の祈りを込めて

2014年07月26日

第33回川越百万灯夏まつり開会式

 第33回川越百万灯夏まつり開会式が、猛暑の中開催されました。
 夏まつりの成功と、まつり2日となる27日に行われる高校野球埼玉県大会決勝戦での市立川越高校の活躍を祈りつつ、お祝いのご挨拶を申し上げました。

式典会場前にて
商工会議所会頭、副知事とご一緒に
テープカット

トワーム小江戸病院さんの夏まつりにお招きいただきました

 ドッグセラピーなども取り組まれている認知症専門病院、トワーム小江戸病院の夏まつりに、お招きいただき、伺いました。
 ホテルのようなホスピタリティーを掲げられていて、病院特有の消毒薬のにおいなども皆無で、内装も華やかです。患者さんやご家族も集まる広いエントランスホールで、議員を代表してご挨拶申し上げました。
 済陽理事長とセラピー犬と私で記念写真。犬が正面を向くように、職員さんがあの手この手で工夫して頂いた力作です。
 素晴らしい笑顔とホスピタリティー、ありがとうございました。

【参考】
トワーム小江戸病院
http://www.towarm.com/coedo/


済陽理事長と

2014年07月25日

「月刊日本」にインタビュー記事掲載

 先月、埼玉県では子宮頸がんワクチン被害者の会が発足しました。
 現在、制度上、子宮頸がんワクチン接種を拒むことが出来るのですが、まだまだ周知徹底されていません。
 この子宮頸がんワクチン問題を特集した雑誌「月刊日本」にインタビュー記事が掲載されました。
 政官財絡みあう中で、正しい情報がなりを潜めてしまう、そうした現状の一端が垣間見える経験をお話し致しました。

記事掲載号

福島県浪江町議会からの要望書を受け取りました

 福島県浪江町議会の皆様が要望活動で国会へお越しになられ、生活の党を代表して要望書を受け取りました。

要望書を受け取って

2014年07月24日

全国公団自治協の皆さんと菅官房長官に面談

 全国公団住宅自治会協議会役員の皆様とご一緒に、首相官邸にて菅義偉官房長官への表敬訪問を致しました。

菅官房長官と
出席者全員で

2014年07月23日

航空自衛隊入間基地納涼祭「盆踊りと花火の夕べ」

 入間基地納涼祭「盆踊りと花火の夕べ」に御招待いただき行ってきました。
 今年は、納涼祭にふさわしい天候で、多くの方が楽しんでいらっしゃいました。私も基地司令、荻野名誉会長、荻野会長をはじめ、入間基地青年同友会、父の頃から親交のある方、さらに近隣自治体の首長さん方々と楽しい一時を過ごしました。
 この平和な景色を見ながら、改めて戦死者を出さない政治を行わなければならないと思います。

納涼祭会場にて

2014年07月21日

裏千家淡交会埼玉県西武支部三者合同茶会

 久しぶりに三者合同茶会にじっくりと参加することが出来ました。
 親支部は源氏物語の世界、創立20年を迎えた青年部はお芋の蔓が繋がるように広がる茶道の世界観を、学校茶道連絡協議会は富岡製糸場をテーマにした御道具を扱っていて、三者取り合わせも良かったと思いました。
 おもてなしをして下さった皆様の、暑い季節の準備やお気遣いに茶道素晴らしさを感じます。
 10月4日(土)には西武青年部の創立20年記念茶会も開催予定です。

会場前にて
落合前幹事長と
可愛らしいお菓子

2014年07月20日

小沢一郎政治塾 塾長講演

 小沢一郎政治塾夏期集中講義も最終日になりました。小沢一郎塾長による講義は安倍政権の危うさ・反時代性など述べて進められています。
 国際社会の歴史、安倍内閣の政治姿勢、米国の日本対応の歴史的事実など、経験も交えての情勢分析は、何時聞いても勉強になります。
 配付資料を見ながら感じたのは、安倍内閣の社会経済政策は、80年代以降の先進工業国に見られる格差拡大、雇用・社会保障などセーフティーネット否定のスタートラインに在るといえます。経済優先だけでは、これまで日本が築いた信頼関係も揺らぐのではないでしょうか。
 人材・人手不足を扱ったテレビ番組内でも述べられていましたが、ヒトを労働力だけで捉え、モノ扱いする国は、その国自体が選ばれなくなる、衰退へと向かうと考えます。
 富める者の為の政治、国家のための国民、格差拡大で支える社会の構築、こうした方向に舵をきり、世界の流れと相容れない政治を進める安倍内閣による自民党政権では、早晩通用しなくなります。
 私は、自立した国家として、国民主権を守り、国際平和・国際協力が出来る日本で在り続けるために、全力で務め、取り組んでいきたいと思います。

【参考】
・非正規雇用比率の推移(総務省「労働力調査」)
 平成 2年(1990):20.2%
 平成25年(2013):36.7%
・子供の貧困率の推移(厚労省「国民生活基礎調査」)
 昭和60年(1995):10.9%
 平成24年(2012):16.3%

小沢塾長の講演

2014年07月19日

エコプロダクツ川越2014を見学

 川越市鯨井の環境プラザつばさ館で開催されたエコプロダクツ川越2014を見学してまいりました。
 会場では、スタンプラリーやゴミ仕分け展示、人力発電、飲食・地場野菜の販売ブースなどがあり、子供から大人までそれぞれ楽しんでいました。
 私は初野先輩から六価クロム浄化について説明を受けたり、生活クラブさんのリサイクルのお話しを伺い、勉強させていただきました。
 いくつか体験モノがあるなか、木の家ネットの皆様からコツを教えていただき鉋(かんな)削り体験に挑戦しました。鉋を触るのは久しぶり。難しかったですが、面白かったです。
 日本の伝統構法による木造建築の一層の普及や国産材の可能性を感じた展示でした。

鉋体験コーナーにて
六価クロム関連パネル展示
川越の織物を展示

2014年07月16日

野党国会対策委員長会談に出席

 14日(月)衆院予算員会、15日(火)参院予算委員会での集中審議開催後の16日(水)午前、野党国会対策委員長会談が開催され、出席いたしました。
 会談では、衆参予算委員会における外交安全保障に関しての集中審議を今一度、早急に開催することを政府与党に求めていくことが合意されました。

野党国対委員長会談1
野党国対委員長会談2

2014年07月15日

1000万人スポーツドナー小委員会に出席

 2020東京オリンピック・パラリンピック大会推進議員連盟1000万人スポーツドナー小委員会(遠藤利明座長)に出席しました。
 今回はジャストギビングジャパン佐藤大吾代表理事がコーディネーターとして、高橋尚子さん(元陸上選手・シドニーオリンピック金メダリスト)、平野孝さん(元サッカー日本代表、日本プロサッカー選手会執行役員)、古田敦也さん(野球解説者・スポーツキャスター)から、寄付金募集に関する実体験を交えて、「ひとりで寄付するより、みんなに呼びかけた方がたくさん集まる。」仕組みづくり等の提案を頂きました。
 また佐藤真海さん(陸上選手・パラリンピアン)から「個人寄付をオンラインで集め、アスリートを支える新たな仕組みを検討していると伺いました。企業からの支援とともに、個人の皆様にサポートしていただける仕組みが整えば、スポーツは大きく変化していくと期待しています。」とメッセージを頂きました。
 佐藤さんのメッセージには、パラリンピアンズ協会の調査でも浮かび上がった選手たちの厳しい現状 (競技の自己負担額、競技装具、練習場所等のバリアフリー化) が書いてありました。
 意見交換の歳、私からは「寄付控除の充実と、パラリンピアンや地味な競技への支援、オリンピック前の選手の練習期間へも支援が出来るような仕組みづくりをこの小委員会で」と発言させていただきました。

議連小委員会で発言

子ども被災者支援議連、新法検討実務者会議

 子ども被災者支援議連、支援法13条に基づく新法検討の実務者会議が開催され出席しました。

実務者会議にて

2014年07月13日

埼玉育児院チャリティコンサート

 7月13日、川越やまぶき会館で、埼玉育児院チャリティーコンサートが開催されました。私も埼玉育児院後援会理事の一人として応援していて会場に伺いました。
 2012年の国民生活基礎調査にもとづく、厚生労働省のとりまとめ(※7月15日発表)によると、日本の子どもの貧困率(平均的所得の半分を下回る世帯に暮らす18歳未満の子どもの割合)がまた増加し、16.3%と過去最高となりました。
 昨年、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が成立、本年1月施行され、まもなく子供の貧困対策大綱が政府から発表される予定です。
 様々な環境に生まれても、人生を切り拓ける日本社会にしたいと、子どもたちの歌う姿を見ながら、思いを新たにしました!
 大勢の皆様のご来場にも関係者の一人として感謝申し上げます。今後ともご支援、ご協力、宜しくお願いいたします!

会場表にて
ステージ

2014年07月12日

入間基地青年同友会創立30周年記念式典

 私自身も現役の会員である入間基地青年同友会創立30周年記念式典に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
 抜井尚男入間基地青年同友会会長の挨拶には歴代会長・役員への感謝、国防への思いが溢れていました。
 私は先の国会で提出した九段会館建て替えの法案を例に、戦後遺族が増えることのなかった日本の先人達に敬意を示し、今後も国際協力や災害対策など入間基地の皆様と地域が共に生きる活動を願い挨拶致しました。

挨拶される抜井会長

未来クラブ主催「防災フェアー」

 未来クラブの例会として開催された「防災フェアー」に参加して、防災講演会受講、豚汁アルファ米の試食をいたしました。
 台風一過の炎天下で、近所の子供たちも参加する中、防災意識を高める貴重な機会を作っていただいたご担当者に感謝しながら、私も大鍋の豚汁をいただきました。

大鍋を囲んで
アルファ米を試食しました

2014年07月10日

【7月12日】国政報告会のご案内

 台風8号によりお亡くなりになられたまた、被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 今後さらに被害拡大の恐れもあり、充分な警戒が必要なところではございますが、下記の通り、国政報告会を開催させていただく予定です。
 事前の申込は不要ですので、天候など充分お気をつけいただき、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

期日 2014年7月12日(土)

時間 15:30~16:30

会場 本川越戸田ビル 2F 会議室
   川越市新富町1-18-6
   ※小宮山泰子事務所の隣の会議室です。

参加費 無料

お問合せ先 小宮山泰子事務所
  電話049(222)2900

2014年07月07日

【泰子リポート 2014年6月8日版】

 梅雨が続く中、7月としては最大規模の台風も発生、各地で豪雨被害への心配がされています。
 昨今の豪雨や竜巻発生は、地球温暖化の影響とも言われます。
 一人ひとりが、自分で出来る「自然環境に優しい生活」に取り組んでいくことから始めなければならないと感じます。

◆憲法は、権力の暴走から国民を守るためにある!

 第186回通常国会が閉会し、安倍内閣は解釈改憲を行う閣議決定をしました。
 これは、集団的自衛権は自然権として保持するが、行使はしないとした、これまでの政府解釈を覆すとともに、憲法の本質である、権力の暴走を止める立憲主義・国民主権をも蔑ろにする暴挙であり、容認できるものではありません。

◆シリア難民キャンプを視察

 6月30日、中東、ヨルダンにあるザータリ難民キャンブを衆議院議院運営委員会視察で訪問しました。
 ヨルダンは旧約聖書にも登場する「死海」や映画「インディージョーンズ最後の聖戦」の舞台にされたペトラ遺跡などが有名なうえ、政情も安定していて比較的安全な国です。
 しかし周辺国では紛争が絶えず、古くはパレスチナ難民、現在もシリア難民の受け入れている国でもあります。
 紛争により被害を受ける者の大半は子どもや女性です、この現実を直視する事が重要です。

◆人道支援で対応するヨルダンに学ぶ

 ザータリキャンプは、約2年前からシリア難民を受け入れています。
 年内には避難民が80万人に増加すると予想されている巨大な難民キャンブです。
 現在も約60万人が祖国の紛争から逃れ住んでいます。
 キリアンUNHCRザアタリキャンブ責任者とUNICEF、JENのスタッフから、現状の説明を受けました。
 難民キャンブでは、食料と飲料水・生活排水の処理、衣料品、医療の提供の他に、教育やカウンセリングを行い、住民自治などを通じて、安全なコミュニティづくりの支援が行われています。

◆武力行使しなかったからこそ得られた信頼

 今回の委員会視察では近隣に紛争地域がある国々を訪問しています。
 平和であり危機感の薄い日本の姿と、現実に紛争地帯である隣国と対外的な外交を行う国々を比較しながら行程となりました。
 解釈改憲での近隣諸国との軋轢を懸念するニュース、また、号泣県議の情けない姿を視察先でテレビニュースに映し出されたが、これらを見て、諸外国の感覚と日本ではズレが生じており、かつ、そのズレに気づかない内向きで鈍い政治感覚に陥っていることを感じました。
 武力ではなく、鉄道などのインフラ整備や人道的支援への取組を重ねてきた日本と日本人は、イスラム圏でも単に受け入れられるだけでなく、信用されています。
 この平和外交が、日本国の大いなる資産であることも、難民キャンプに行き再認識できたことでした。

◆安心して暮らせる毎日。

 通常国会で、私は「社会保険労務士法改正法案」「九段会館建替法案」「TPP情報提供促進法案」、「ゴミ屋敷対策法案」などいくつかの議員提出法案の提案者となりました。
 長年、関わってきた「水循環基本法」は遂に成立し、7月1日に施行されました。
 今後とも、超党派で協力して必要な法制を目指すもの、あるいは政府与党案への対案や、足らざる内容を独自に示す法案の提出・審議を通じて、現実に即した、自然と共生し安心して暮らせる毎日を守るため、活動してまいります。

2014年07月05日

シリア難民60万人、ヨルダン・ザータリ難民キャンプ視察行ってきました

 昨日まで10日間、衆議院議院運営委員会海外派遣でインド・トルコ・ヨルダン・UAEドバイの各国で議会や難民問題などについての視察を行ってまいりました。
 今回の視察では、インド・シン前首相、モディ現首相との会見、ヨルダン国王謁見、日本から技術支援を行うなど行っているメトロ鉄道整備、ペドロ博物館建設、そしてインド貧困層対策やヨルダンのシリア難民キャンプ視察など、印象的かつ衝撃的な内容に触れてきました。
 訪問国は周辺に紛争・治安政情不安定な国などと隣接し、様々な外交努力をしておられますが、その中なら、さらに広く世界的状況が垣間見られるなど、大いに参考となりました。
 このような中、海外ニュースを通じて日本での集団的自衛権行使容認閣議決定や、さらには号泣県議会見が報じられることを通じて、感覚にズレが生じている日本の現状を感じました。
 詳しくは後日、報告したく存じます。

ザータリ難民キャンプの子供たちと
教育支援にあたるUNICEFのスタッフと

2014年07月01日

集団的自衛権行使容認閣議決定へのコメント

 日本も自衛権を自然権として保持するが、日本国憲法は日本と直接関係のない国際紛争に集団的自衛権での行動を取る事を許していない。
 一内閣の閣議決定で、この原則を無視した変更を行う事は、憲法の本質にある国家権力暴走の歯止めとなる立憲主義と国民主権を軽視するものであり到底容認できるものではない。