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  1. 障がい者政策推進議員連盟栃木県視察
  2. 【プレス民主 号外 2007年2月版-2】
  3. 駅頭朝立 川越駅東口
  4. 【プレス民主 号外 2007年2月版-1】

過去の記事

2007年02月26日

障がい者政策推進議員連盟栃木県視察

 事務局長を務めている民主党障がい者政策推進議員連盟で、2月26日、栃木県内を訪問し障害者自立支援法による負担増に苦しむ実情を目にしてきました。
 「障害者福祉推進ネットちえのわ」の皆様との意見交換会、けやき作業所の視察を終えた後、宇都宮市内で視察報告会を開催し、司会を務めました。

「障害者福祉推進ネットちえのわ」の皆様との意見交換会

けやき作業所の皆様とご一緒に昼食

視察報告会の司会を務めました

2007年02月19日

【プレス民主 号外 2007年2月版-2】

 観測史上例の無い暖冬の中、初雪の前にまだ二月だというのに、春一番が吹ました。
 私も国会へと電車通勤していますが、今年は年明けからポイント故障など機械的トラブルだけでなく、人身事故が多い感じがします。
 景気が回復していると叫ぶ政府発表と裏腹に、一向に減らない自殺者数。格差の拡大とその固定化の問題と重ね合わせて見るとき、なんとしても政治の大転換が必要だとの思いを強くします。

◆内閣府の肥大化は、ムダ使いの香り…

 国会では、予算・予算関連を決めてから、各種法案の審議に入ります。現在、衆議院予算委員会では、総理大臣はじめ全大臣揃っての基本的質疑を終え、財務大臣と質問者の要求した大臣だけが答える一般質疑の場で、熱い議論が行われています。
 小泉・安倍政権では、縦割り行政は弊害があるから、省庁横断的になるよう「内閣府」に様々なプロジェクトを立ち上げています。
 実はこれが、利権やムダ使いの温床になりやすいのではないかと、密かに私は危惧しています。先日、内閣委員会の関係大臣がいつの間にか総務大臣から地方行政改革担当大臣に改められていることが明らかになった上で、新たに(再び)総務大臣の関係大臣への追加が決まりました。
 基本的には、内閣府に関する事を審議する内閣委員会の担当大臣は「内閣官房長官」となります。
 問題は、内閣府には関係大臣が六人もいる事から、広範囲におよぶ重要な案件も各大臣に質疑したら、答弁時間が掛かりすぎて質問時間が足りなくなったり、分野が広すぎるため、中身のしっかりした審議になりにくいという点です。大臣六人に対し、30人の委員会構成は少ないではないかと与野党共に意見も出始めています。
 ちなみに私の所属している国土交通委員会は、大臣1人に45人の委員会構成ですから、如何に現在の内閣委員会が特異な状況であるかわかると思います。

◆リーダーシップがないところに、隠れみの?

 為政者・権力者にとっては、議論出来ない状況は、ボロが出にくい状況とも言えるもので、都合良い事かもしれません。この様な仕組みは、やはり要注意と考えます。
 税金のムダ使いの追及は、地道な作業の積み重ね。皆さまからの情報とご意見の提供もよろしくお願いいたします!

◆特別会計審議に変化

 かつて塩川元財務大臣は特別会計を「母屋でお粥をすすっているのに、離れでスキヤキ」と言い表しました。国会で何故、特別会計についてもっと議論しないのかという意見が多く寄せられます。
 今国会で政府から提出の特別会計法改正案は、郵政民営化に伴う会計処理や様々な法案などなど、厚さにしてナント!電話帳数冊分、20センチもあります。
 これを与党は国税・地方税・交付税などとセット抱き合わせにして、審議の表舞台に出ないようにしたいという意図が見受けられます。例年通りであれば、一般会計の数倍規模に上る特別会計が、わずか十五分位の説明で終わってしまいます。

◆民主党議運理事の主張実現
今年は違います!

 民主党議運委の理事の粘り強い主張と交渉で、本会議での特別会計の政府説明は、単独で行われる運びになりつつあります。
 まだまだ油断はなりませんが、おごれる巨大与党に対し私たち民主党は議会制民主主義の中、正論で真っ向勝負し、一歩一歩国民の権利と利益を守るため活動を重ねています。
 ただ残念なのは、このような地道な結果は報道される機会が極めて少ないのが実情です。これからも国政の現状をヤスコレポートでお伝えして参ります!

2007年02月05日

駅頭朝立 川越駅東口

 閣僚の発言内容に関する問題が注目される中、国会論戦が始まっています。様々な課題について問題の本質を見極めて取り組んでまいります。

川越駅東口にて

【プレス民主 号外 2007年2月版-1】

◆第166回通常国会、波乱の論戦始まる!

 1月29日、小沢一郎民主党代表の代表質問から、国会論戦の火蓋が切られました。
 もっぱら政治資金問題や厚労大臣発言の問題が多くマスコミで取り上げられていますが、今国会では格差の拡大とその固定化が進む中で、政治は生活を守ることを優先するべく「生活維新」の実現を目指さなければなりません。

◆「日本の常識、世界の非常識」
論功行賞のツケは重い

 柳澤厚労大臣の「女性は子を産む機械」発言には呆れました。
 これは女性だけの問題ではありません。人を「統計数値」でしか見ていない。サラリーマンに置き換えれば、人を「経営上用いる設備機械」と同じく捉えたと考えられます。
 だからこそワーキングプアの問題は是正されず、ホワイトカラーイグザンプション(残業代カット法)の導入を求めようとするなど、真に労働実態を正そうとする発想も姿勢も見られないのです。
 厚労大臣の発言は、海外でも広く報道されたと聞くと、国民の一人として恥ずかしいし、日本人全体が同じような感覚を持っていると諸外国からも非難の対象とさえなりかねません。
 本来なら大臣どころか、即刻、自ら議員辞職する失言と、自民党議員も海外特派員もインタビューで語ったのが常識でしょう。
 やはり安倍総理は総裁選の選対本部長を守っているのか、それとも自分のメンツを守っているつもりなのでしょうか。
 総理大臣の守るべきは国際的な視点に立った「良識ある日本人」の面子だと思います。 
 いずれにせよ、安易な論功行賞のツケ、その代償は大きい。

◆繰り返す『責任をかぶりたくない』安倍総理の迷走

 前政府税調会長の公務員住宅問題や自身の官房長官時に行われたタウンミーティングでの無駄使い発覚の際、安倍総理は当初、自分には責任がないという態度を取り、世論が騒ぎ出して、慌てて対処する事を繰り返しています。
 ここから判るのは、安倍総理は問題の本質を自分で推察・理解できていないのではないかということです。

◆巨大与党の奢り
日本人の誇りを取り戻そう!

 権力を長く持ち続ければ、よどみ、緩みといった弊害の発生する事は、誰しも想像に難くなく、だからこそ、利権や予算配分を欲しいというだけの考えに捉われる者は、権力の維持、政権与党であり続けることへの執着ばかりとなって、問題の「本質」を見失うのでしょう。
 巨大与党の奢りか、議場でのヤジには品性を疑うものが増えました。特に某チルドレン議員の座席一帯からは勝ったものは、何を言っても正しいとばかりに、ここに記すをためらわれるヒドイものもあります。
 相継ぐ閣僚の暴言失言は、個人的資質の問題だけでなく、暴言を許し常態化している与党自民党の現在の姿が表面化しているに過ぎないのかもしれません。
 品格ある国家、子どもたちに胸を張ってお手本となる姿を伴う国会実現の為にも、政権交代を実現させなければなりません。

◆議会の役割を再確認する年

 日本の借金が国地方合わせて1,000兆円に達している現状への政権与党の責任は極めて重い。また地方議会も同様に、市財政破綻を招いた夕張市の例を見るまでも無く、もっとも身近な行政運営において、重い役割・責任があります。
 今年は統一地方議員選挙や参議院議員選挙等があります。国においては、天下りや税金の無駄遣いなどの課題が山積しています。
 議会の果たすべき役割を考えて、皆様の貴重な一票を投じて頂きたいと思います。
 「政治とは生活である」。つまり、政治は現実社会に直結しています。私は政治家として「夢」を見るのではなく、全てが未来図としての「目標」として捉えていきたいと思います。そうした目標に向かい、常に行動する議員であり続け、小宮山泰子へ投じた一票は正しかったと多くの皆様に感じていただけるように努めてまいります。皆様のご意見をお聞かせ下さい。