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2018年04月11日

【泰子リポート 2018年4月11日】

 連日新たなメモや事実が伝えられ、安倍内閣が、行ってきた国会答弁は、隠ぺい、改ざん等で国会を欺いてきたことになる。
 いずれも同様のことが他の先進国で起きたなら、内閣は即退陣となるような大問題です。先の大戦で軍部の暴走を止められなかった歴史から学んだはずの大原則は、シビリアンコントロール・文民統制をしっかり機能させるという事です。
 国会の審議や交渉により、議会制民主主義・法治国家としての姿勢を取り戻すべく、全力を尽くして参ります。

◆「働く者のための働き方改革」を

 皆さんにとって、働くことは、人生でどのような意味をもっているでしょうか。
 長時間労働・過労死・過労自殺を助長する現行制度からの改善、そしてパートタイム労働・契約社員・派遣社員など非正規雇用での処遇改善は喫緊の課題です。政府から提出された働き方改革法案での、高度プロフェッショナル制度の導入などでは全く問題解決にはなりません。
 全ての働く者が、働き甲斐を持ち健やかに働き、それぞれの人生を充実させられるような「働き方改革」として①時間外労働の上限規制の導入、②裁量労働制の要件厳格化、③勤務時間インターバル規制の義務化、④同一労働同一賃金の法整備、⑤職場でのパワハラ防止対策・差別禁止など、働く環境を良くするための法整備が必要です。
 希望の党・民進党では働き方改革に関して対案を用意しています。

◆新党移行協議に入りました

 “覆水盆に戻らず”と言いますが、“もとに鞘に収まる”との諺もあります。立憲民主党は独自の路線を進まれていますが、希望の党と民進党では事実上の合併となる新党設立協議をすすめています。
「数は力」の国会において野党が乱立していては、国民の権利を守る「力」が発揮仕切れません。もともと同じ政党のもとで「生活者・働くものの立場にたつ政治」を目指していた同士が、同一歩調をとり、一つの政党として、新たに政権交代を目指そうとするのは、自然な流れだと感じています。
 これまでの経験から「全ての政策が政党内で一致することはない」ことと認識した上で、多少の意見・見解の違いも認めつつ、党内での議論を重ね、切磋琢磨して政策を磨き、その上で議会・議院での多数を目指すことは、議会制民主主義でのあたりまえの姿であり、現在の一強体制・お友だち政治を終わらせ、政治を国民の手に取り戻すために、必要なことだと考えます。しばしば「政策優先」「同じ思想」でなければ「数あわせ」と揶揄する論調を目にすることがあります。いさぎよさ、完璧でまっとうな態度だと感じられるかもしれませんが、反面、異なる意見は受け入れず、野党の立場にあっても政権を目指さないと暗に言っているに等しいといった評価も生むこととなります。

◆神主には女性も活躍されている。土俵に女性が上がる新ルールをつくろう

 舞鶴市の多々見市長(男性)が4月4日、大相撲の春巡業にて挨拶の際、土俵上で倒れる事態となり、救急対応のため土俵に上がって心臓マッサージを行っていた女性に対して、「土俵から降りてください」とのアナウンスが流れました。また中川宝塚市長(女性)より、土俵は女人禁制との理由で、祝辞を土俵下で述べさせられた事に異論を表明されたことと併せて、連日ワイドショーにて大相撲のあり方や女人禁制の背景が取り上げられました。
 そもそも古事記にも女相撲の記述があるなど、男女別とはいえ土俵には女性も上がっていたことが歴史的事実になります。
 私は、神事としての取り組みと、表彰などは区別し、市長や断髪式など女性も土俵上に上がれるようにすることに不都合はまったくないと考えています。
 明治37年に神主は男子のみとされたが、戦後、神社本庁により女子神職も認められており、現在では、全国女子神職協議会(平成元年発足)も組織され、同会員も1900名にのぼります。
 国技と言いながらも、外国人力士を受け入れて、世界的なスポーツの一面も併せ持つ大相です。女性の関わり方も含め健全な発展を考え実行していくべきです。
 これからも、私、小宮山泰子は、多様な価値観を認めあえる豊かな日本、安心して暮らせる日本をつくるため、頑張ってまいります。