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2008年11月12日

国土交通委員会質問 高速道路料金値下げに関して

 第170回臨時国会開会後最初の国土交通委員会が11月11日に開催され、金子一義大臣の所信が述べられました。
 通常国会閉会後、冬柴大臣から谷垣大臣、中山大臣、そして金子大臣と4人大臣の交代があり、谷垣大臣と中山大臣からは委員会の場で所信を伺う機会も、質疑を行う機会も無いままの交代でした。
 11日の大臣所信を受け国土交通委員会質疑が12日開かれ、私も質問の機会を頂きました。
 今回、特に高速道路料金の引き下げの件を取り上げて質問いたしました。現在、高速道路料金の割引制度は従来からの深夜割引や通勤割引に加え、福田内閣時の8月29日に発表されていた「安心実現のための緊急総合対策」に基づく料金引き下げが谷垣大臣在任時および金子大臣就任後に開始されています。
 これら引き下げは、都市部と地方部での切り分け、車種での切り分け、曜日時間帯での切り分け、距離での切り分け、さらには割引実施期間がばらばらであるなどしており、全体としてとても複雑な料金体系となっています。
 さらに、麻生首相が10月30日に発表された追加の経済対策では、地方の高速道路1000円を上限にとの内容が含まれ、ますます複雑化するものと思います。
 これらの料金引き下げの内容が、それぞれどのような効果を上げることを目的として計画されているのか、またその検証方法はどのように行われるのか、質しました。
 さらに、料金引き下げの対象が、ETC装着車、軽自動車・普通車に限られるなどしている理由についても質しました。
 現在高速道路を通行する車両に占めるETC装着率は乗用車で75%程、バス・トラックなどの大型車では90~95%に達しているとのことですが、全登録車両数約8000万台に対してETC装着車は約2100万台、約4台に1台しか装着されていません。経済対策、観光対策という考えであれば、ETCを装着していない方にもメリットのある内容のほうが効果が望めると思います。
 また、観光政策、環境負荷、さらには地域経済への寄与という面から考えると軽自動車・普通車ではなく大型バスを対象とすることのほうが良いのではないかと質問するとともに、検討を行うよう求めました。
 金子大臣は、バスを料金引き下げの対象にしたほうが良いのではないかという考え方に賛成であると述べた上で、検討させると答弁しました。

高速道路料金値下げに関して質問