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2008年05月03日

憲法記念日「(社)日本青年会議所憲法フォーラム」にパネリストとして参加

 憲法記念日に日本青年館で行われた憲法フォーラムで私なりの憲法に対する思いを述べる機会を頂きました。
 主催者は私も所属していた(社)日本青年会議所。小田興之彦会頭の挨拶から始まりました。全国で同時開催されるなか「国民が憲法について身近な問題と捉え、国民投票法施行で自らの考えで投票できるように」という趣旨に賛同し参加しました。司会進行役は関東地区協議会の田口伸一会長。参加衆議院議員は、自民党は木原誠二氏、社民党は保坂展人氏、民主党私・小宮山泰子で約90分間の充実した討論でした。

◆現在なぜ国会で憲法論議が停滞しているか

 田口会長からも何度か国会での論議が進まないのはなぜかと聞かれました。
 昨年国会では、安倍総理(当時)の強い要望で審議途中のまま国民投票法が自民党により強行採決されました。
 民主党としては憲法96条「国民投票法」は整備すべきものとの立場であったので、国会で議論は深まりつつありましたが、安倍総理が議論より採決を優先したことと、福田総理があまり憲法論議に意欲を示さないこともあり、結果として停滞しています。
 また、景気の悪化や生活関連商品の相次ぐ値上げや後期高齢者医療制度など、まずは生活第一の政治を立て直さねばならない日本の現状では、じっくり憲法を論じる環境にはありません。

◆【憲法?私、興味ありませんから!!】

 これは今回出席した「憲法フォーラム」のサブタイトルです。センスは別にして、まあ社会感覚を的確にあらわしてるのかな、と感じました。
 9条、25条、96条に携わる討議が多かったようです。
 憲法は国民を縛るような巨大な権力の象徴と「話題にしない:知らないのが幸せ」といった風潮があるのではないかとこのフォーラムへの参加を通じて感じました。
 しかし憲法は「権力の暴走を止める」為に重要なものであると、パネリスト全員が一致しています。(もっとも与党自民党は少々現行憲法を拡大解釈させてきているという問題がありますが・・・)なかなか面白い討論になったものと思います。
 国会は憲法改正への提起はしますが、国民投票で「憲法を全部・一部だけ変える、変えない」のは議員ではなく、国民が決めることであり、そうした日も訪れるでしょう。
 戦後60年経ち、日本と世界の社会状況が変化している中で「国の基本」「国の原則」を常に考える習慣を私もそして多くの皆様にも身につけて頂きたいと願っています。
 大好きなこの国が、いつまでも光り輝く魅力的な国であり続けるために。
 日本バンザイ\(^_^)/