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2006年12月18日

【プレス民主 号外 2006年12月版-2】

 教育基本法・防衛庁省昇格・グレーゾーン金利改正など多くの法案審議をした臨時国会が12月19日に閉会します。
 私にとっては建築士法や観光推進基本法などの改正があり、大変充実した質疑が出来ました。
 しかしこの3ヶ月を振り返ると、国会全体の印象は、じっくり審議を尽くしたという充足感は正直ありません。
 また相次ぐ知事や首長の談合不祥事による知事選挙や補欠選挙など、選挙が多かったことにため息もでてしまいます…。
 地方分権で知事の権限(利権)の比重が増していることや、地方経済が更に悪化しているからこそ起こった現実があり、様々な社会背景が浮かび上がった問題なのでしょう。

◆やらせタウンミーティング

 様々な問題が表面化してきています。まずは、私の出した質問主意書で判明した、全体で約20億円・開催一回に平均1千万も税金を遣ったタウンミーティング(以下、TM)があります。
 問題発覚当初は、その責任に対して当時の最高責任者・安倍総理は、関係ない顔をしていた。事実が明るみになってきた結果「(101万円返還で)責任とりました」「公務員の責任の取り方に準じた」と声を荒げて答弁されるに至りました。
 国民の声に「やらせ」実施では偽装・詐欺と言い換えられるのではないでしょうか。

◆タウンミーティングの後始末

 調査報告書を見ましたが、主催者側である内閣府が「やらせ質問をして問題あり」と考えたTMについての資料は添付されていたという印象を受けました。はたして公表された以外に本当に無駄遣いはないのか、主催者発表ではまだまだそのすべてを信用出来るものではありません。やはり完全な第三者による調査を実施するべきです。
 小泉総理時で7億円の広報費使用との報道もされ、また昨年の解散近くでもTMを活用しているとも見られます。世論誘導を糧に政権維持していくということは、民主主義の根幹否定にも繋がる末期的症状といえるのではないでしょうか。

◆今年を表す漢字「命」

 恒例の京都清水寺の一文字、「命」でした。皆様はどんな漢字を思い浮かべられたでしょう?
 国会議員になり県議会議員時と最も異なっていると実感するのは、国境を越える政策は勿論ですが、高齢者や子育て中の方々から生活が苦しく死にたいと訴えられたり、経済苦を理由の自殺の報に接するときです。政治が直接「命」に関わっているのだと、日々その責任の重さを感じます。
 だからこそ税金の無駄遣いをなくし、生活の為、我が国日本の為、予算配分を変えなくてはなりません。

◆生活者を守る
弱者切り捨ては本末転倒

 来年の通常国会では今国会から持ち越される共謀罪審議や首相所信で繰り返された社会保険庁の解体的出直しなど、政府与党の真意が判然としない法案がまた出てきます。政府税調の答申から読み取れる姿勢は企業優先、個人には増税・負担増です。端的に言えば弱者切り捨てではないでしょうか。
 「政治は生活を守るためにある」今この当たり前であるはずのことが出来ていない現実を変えるには、行財政改革が必要です。これを実行する為の、政権交代を一緒に目指しましょう!
 生活を守る当たり前の政治へと来年も体当たりで頑張って参ります!